「顧問弁護士」という響きから，「費用が高い」「複雑な案件を扱っている」「うちとは縁がない」「そもそもイメージがわかない」，
このような感想をお持ちになる方が多いかと思います。

顧問弁護士とは，顧問契約を締結した会社のために，継続的にリーガルサービスを提供する弁護士を言います。
「リーガルサービス」と言ってしまうと，やはり，「難しそうだな」「うちの会社とは関係なさそうだな」と感じられる方もいるかもしれません。

しかし，今日の日本では，企業の大小にかかわらず，法律を避けて通ることはできません。
誰もが意識するしないにかかわらず日々法律に接していますし，法律が絡む場面に遭遇されたことは誰もが少なからずあると思います。
特に企業では，その大小にかかわらず人事・労務問題，債権回収，書面の作成は日常的に発生しますし，最近ではインターネット掲示板に会社の評判を落とすような書き込みをされたり，悪質なクレーマーの対処に困っている，という相談を受けることもあります。

このようなトラブルは，ある日突然降りかかってきます。そして，このような問題は容易には解決しません。
また，このような問題が生じた場合，本業とは別に取り組まなければならず，多大な労力と時間がかかり，本業に多大な支障を与えます。
そして，この段階で弁護士に依頼したとしても，完全に元通りに戻ることはないのです。

顧問弁護士は，このような事態を避けるため，紛争の予防を第一に，法律を駆使して，あらゆるリスクから皆様を守ることを目指します。
リスクの回避のためには，大企業，中小企業といった会社の規模は全く関係ありません。

リスクは，いつ，何時降りかかってくるかわかりません。リスクに遭わないように心掛けていても，回避できない場合も当然あります。
しかし，それでも，あらかじめどんなリスクが潜んでいるのか，それが現実化したらどうするか，できるだけリスクを防ぐために（最小限にするために）は，今からどのようなことができるのか。このようなことを，顧問弁護士としてお力添えさせて頂きたいと思っています。