NPO法人 ぎょうだ足袋蔵ネットワーク(埼玉県行田市)NPO法人

NPO法人 ぎょうだ足袋蔵ネットワーク(埼玉県行田市)NPO法人

<ぎょうだ足袋蔵ネットワーク>活動内容について
~市内に残る近代化遺産「足袋蔵」を保存し、活かしていこう~
行田の名産品といえば「足袋」です。その足袋を保管しておくために建てられた蔵を「足袋蔵」と言い、江戸後期~昭和32年までの間に建てられました。
行田の近代化遺産「足袋蔵」はまちの中心部に70棟余りあり、そのほとんどが裏通りに面し点在しています。
行田が最も行田らしかった頃の近代化遺産を再評価しネットワークを形成する事により、
“点在すること”を楽しめるいきいきしたまちづくりを目指し、2004年<NPO法人 ぎょうだ足袋蔵ネットワーク>は設立されました。

<ぎょうだ足袋蔵ネットワーク>は現在、 解体予定だった旧小川忠次郎商店(忠次郎蔵)の2階を事務所として再活用し、蔵元会議などの活動の基盤としています。
忠次郎蔵の1階部分は、現在「忠次郎蔵そば店」として営業中です。
また2005年初冬には、忠次郎蔵から徒歩1分の場所にある足袋工場「牧野本店」跡を<足袋とくらしの博物館>として再活用すべく活動をしています。

NPO法人 行田足袋蔵ネットワーク

NPO法人 ぎょうだ足袋蔵ネットワーク(埼玉県行田市)NPO法人

<これまでの活動>
●2003年 プレオープンイベント~忠次郎蔵を基盤とした活動に向けて!
2004年の忠次郎蔵本格オープンに向け、プレオープンイベントを開きました。
解体予定だった見世蔵がここまで蘇った事をみんなで喜びました。
イベントでは子供たちによる和太鼓演奏、地元の職人さんたちによる実演・販売、絵画展、お餅や野菜、藍染め品等の販売をしました。
忠次郎蔵をより皆さんに知ってもらおうと、イベントはオープンの半年以上前から2度に渡り開催しました。

  ●2004年 忠治郎蔵手打ちそば店オープン!
「行田の近代化遺産を市民に身近に感じてもらえるように」と忠次郎蔵を手打ちそば店としてオープンしました。忠次郎蔵は町の中心部にある大通りを少し裏道に入った知る人ぞ知る場所にあり、自分で発見したかのような特別感も味わえます。車で来る方の為に近所にある商工センターの駐車場を開放してもらっています。おそばの他に、藍染めの衣類や、行田産の足袋などを常時販売しています。

  ●定例 蔵元会議
足袋蔵の所有者に参加して頂き、まちづくりの勉強会や今後の展望・希望、悩みの共有化等を通して所有者のネットワーク作りを始めています。今後、蔵を利用したい人・活かしたい人にネットワークを広げ所有者だけでは解決できない問題に向けて取組もうと、定期的に行っています。

  ●ぎょうだ蔵めぐりスタンプラリー2005(4月10日開催)
たくさんの人に行田の町並みのことを知ってもらおうと、スタンプラリーを開催しました。
市内にある蔵のうち今回は14の蔵で見学や様々な催しをしました。
当日は快晴!
スタンプラリーには行田市近郊からたくさんの人が参加し、地元の特色を認識してもらえました。

  ●2005年 足袋とくらしの博物館オープン!(11月13日)
旧牧野本店の工場と土蔵をお借りして、足袋作りの過程や道具、行田の足袋産業の歴史を知ることが出来る博物館をオープンしました。
この旧牧野本店は2005年5月まで足袋工場として使われていた建物で、実際の足袋工場を出来るだけそのまま体感してもらえるような博物館になっています。
博物館ではボランティアの足袋職人さんによる実演を見ることも出来ます。